第0(ゼロ)回 人文知 夏期学校のご案内 (会員対象)
日本の文化・芸術・人文学に係る研究が一層進展し、その成果として生まれる「人文知」が日本の社会の中で広く活かされることを目指す「(一社)人文知応援フォーラム」がこの度、初めての夏期学校を開設します。校長は当フォーラム会長の大原謙一郎大原美術館名誉館長です。教頭を、人気作家の原田マハさんに引き受けていただきました。
会員の皆様にとってこの学校が、お互い大いに聞き、大いに語る場になればと、願っています。
🔷カリキュラム 講師:原田マハ
〇 8月27日(土) 会場:倉敷公民館
・13:00~ オリエンテーション
・14:00~15:00 第一時限 公開講座
※ 第一時限は広く市民に公開する公開講座とします。
※ 公開講座のみの参加費は、1000円です。
・15:30~17:30 第二時限
原田マハ ゼミナール & 鼎談
・18:00~20:00 談論風発の交流会 (会場:つね家)
〇 8月28日(日) 会場:大原本邸
・8:45 ~ ガイダンス
・9:00~11:30 第三時限
棟方志功の鯉を見ながらのお茶会
● 参加資格 人文知応援フォーラム会員
● 参加費 8000円(懇親会・茶会費用を含む) 当日精算
● 申 込 申込専用ハガキ (事務局にお問合せください)
● 締 切 8月19日(定員30名になり次第)
※お問合せ/(一社)人文知応援フォーラム
TEL:086-436-7002 (月~金9:00~17:00)
info@jinbunchi.or.jp
https://www.jinbunchi.or.jp
詳 細
27日(土)
第一時限 講演 (公開講座) 会場:倉敷公民館大ホール
「人文知は美術館にある ー 美術館のある街の活動を未来へ」
講師:原田マハ
※講演後大原謙一郎(大原美術館名誉館長)との対談を予定。
第二時限 講義 原田マハ教頭による『授業的な講義』
「ミュゼ活のすすめ ー 人生に美術館を」
鼎談 「ミュゼ活を語る」
原田マハ
近藤誠一(元文化庁長官)
大原謙一郎(大原美術館名誉館長)
28日(日) 会場:大原本邸
第三時限 棟方志功の鯉を見ながらのお茶会
*原田マハ&大原謙一郎による棟方についての談論
*大原邸表座敷での茶会
*芸術指南:原田マハ
撮影/ZIGEN[/caption]
原田マハ プロフィール
1962 年東京都生まれ。関西学院大学文学部日本文学科、早稲田大学第二文学部美術史科卒業。伊藤忠商事株式会社、森ビル森美術館設立準備室、ニューヨーク近代美術館勤務を経て、2002年フリーのキュレーター、カルチャーライターとなる。2005年『カフーを待ちわびて』で第1回日本ラブストーリー大賞を受賞し、2006年作家デビュー。2012年『楽園のカンヴァス』で第25回山本周五郎賞を受賞。2017年『リーチ先生』で第36回新田次郎文学賞を受賞。ほかの著作に『本日は、お日柄もよく』『キネマの神様』『たゆたえども沈まず』など多数。また、2019年には世界遺産・清水寺で開催された展覧会「CONTACT」の総合ディレクターを務め、美術館を訪ねる番組「原田マハのCONTACT ART」(WOWOW)にレギュラー出演するなど、日本・世界各地のアートと美術館の支援を続けている。