第二回人文知応援大会開催

 

 2022年3月12日(土)、当フォーラムと人間文化研究機構との共催で、第二回人文知応援大会「人類の未来を考える ―人文知における先端と古典の融合」が東京の一橋講堂において開催されました。【チラシ】

 

大隅良典氏(東京工業大学榮譽教授)

 大隅良典氏(東京工業大学榮譽教授)による「科学の健全な発展を願って ~半世紀の研究をふりかえって基礎科学とは何かを考える~」と題した基調講演で、大隅氏は、純粋な知的好奇心から、オートファジーの研究に挑戦したと、ご自身の経験を紹介。科学をめぐる現在の様々な問題点も指摘されました。科学とは人類が蓄積してきた知の総体であり、知に対して貪欲であろう、科学を文化として楽しむ社会を作ろうと参加者に呼びかけられました。

右より
パネリスト:大隅良典氏、齋藤真麻理氏、落合陽一氏、南場智子氏、吉田丈人氏
コーディネーター:大林剛郎(人文知応援フォーラム理事)

 続くパネル討論には、大林剛郎(当フォーラム理事)のコーディネートのもと、大隅氏に加えて、南場智子氏(ディー・エヌ・エー会長)、メディアアーティストの落合陽一氏、齋藤真麻理氏(国文学研究資料館教授)、吉田丈人氏(総合地球環境学研究所准教授)が参加。教育の問題、失敗を恐れず、楽しむことの大切さ、AIと人文知の未来など、活発な意見が交わされました。

パネル討論の終了後、大会宣言 と、ウクライナ情勢に関する付帯決議が読み上げられ、拍手をもって採択、第二回人文知応援大会は終了しました。