理事のご紹介
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1977年株式会社大林組に入社。1978年から2年間スタンフォード大学工学部大学院に留学し、建設会社経営を学ぶ。1983年取締役、2009年代表取締役会長に就任し、現在に至る。2011年から2013年まで関西経済同友会代表幹事を務め、関西の経済活性化をめざして活動を行うとともに、2004年から2014年まで日本卓球協会会長として卓球日本復活を支えた。ほかに日本経済団体連合会外交委員会委員長、在大阪リトアニア共和国名誉領事を兼任するとともに、森美術館理事、原美術館評議員、英国テート美術館やニューヨーク近代美術館(MoMA)の国際評議員など多くの芸術文化団体役員も務め、芸術・文化分野の振興、発展にも尽力している。また、公益財団法人大林財団の理事長として、都市の構造と機能、文化と環境に関する研究に対し助成・顕彰を行う。
倉敷レイヨン(現(株)クラレ)に入社。同社副社長、その後(株)中国銀行副頭取歴任。1991年5月より2016年6月まで大原美術館理事長。その後名誉理事長を経て名誉館長。他に岡山経済同友会代表幹事、岡山県教育委員会教育委員、倉敷商工会議所会頭、岡山県文化連盟会長等歴任。また、倉敷芸術科学大学客員教授として非営利事業経営論を講義。他に(公財)大原記念倉敷中央医療機構会長、(公財)倉敷民芸館理事長兼館長、(一社)日本アスペン研究所副理事長も務める。
1968年京都大学法学部卒業後、住友銀行入行。75年米ミシガン・ロー・スクールLLM修士。ニューヨーク支店副支店長、シカゴ支店長、企画部長を経て、1999年さくら銀行との統合戦略委員会事務局長。2005年三井住友銀行頭取兼三井住友フィナンシャルグループ会長。17年から現職。全国銀行協会会長(07、10年度)、日本経済団体連合会副会長(11~15年)を歴任。現在、大阪フィルハーモニー協会理事長、泉屋博古館理事長、国際科学技術財団評議員議長、政策研究大学院大学経営協議会委員などを務める。著書に、『私の履歴書 金融はまだまだ面白い』(日本経済新聞出版社、20年3月)。京都府出身。
方言学者。南九州をはじめとする日本各地の方言アクセント・音韻を研究するほか、方言の記録・保存にも取り組む。1998年「西南部九州方言アクセントの研究」で九州大学文学博士。1988年 鹿児島大学法文学部助教授、1999年 同教授、2006年 同学部長、2010年より人間文化研究機構 国立国語研究所教授・副所長。2021年 国立国語研究所名誉教授・特任教授。2022年より人間文化研究機構機構長。著書に『西南部九州二型アクセントの研究』勉誠出版 2000、『そうだったんだ日本語 じゃっで方言なおもしとか』岩波書店 2013、『シリーズ日本語史1 音韻史』(共著)岩波書店 2016、『明解方言学辞典』(編著者)三省堂 2019など。
1989年から1997年までNHKでアナウンサーとして活躍。「NHKモーニングワイド」、「NHKサンデースポーツ・サタデースポーツ」、「紅白歌合戦」などを担当。NHK以外では、TBS「筑紫哲也NEWS23」、TBS「第39回輝く日本レコード大賞」などのキャスター・司会を務めた。現在は、テレビ朝日「ごはんジャパン」などで活躍している。国土交通省社会資本整備審議会委員、公益財団法人日本スポーツ協会副会長なども務める。
元文化庁長官。パリOECD(経済協力開発機構)事務次長、駐米国大使館公使、ユネスコ日本政府代表部大使、駐デンマーク特命全権大使等を歴任。退任後、東京大学、慶應義塾大学、東京藝術大学等で教鞭を執った他、一般社団法人TAKUMI Art du Japonの設立等文化・芸術の発展、国際交流に貢献。仏レジオン・ドヌール・シュバリエ章、瑞宝重光章を受章。国際ファッション専門職大学学長も務める。
美術史家。美術評論家。東京大学大学院、フランス留学を経て東大教授、国立西洋美術館長などを歴任。2002年から(公財)大原美術館館長。(公財)西洋美術振興財団理事長も務める。著書に、『芸術空間の系譜』『ルネッサンスの光と闇』『名画を見る眼(正・続)』『近代美術の巨匠たち』『歴史のなかの女たち』『近代絵画史』『ゴッホの眼』『世界の中の日本絵画』など。芸術選奨文部大臣賞、フランス芸術文芸勲章コマンドール章、紫綬褒章、レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエ章、イタリア功労勲章グランデ・ウフィチアーレ章、日本藝術院賞恩賜賞。2012年文化勲章。日本藝術院会員。
音楽家・数学研究者・STEAM 教育者。(株)steAm 代表取締役、(一社)steAm BAND代表理事、大阪・関西万博テーマ事業プロデューサー、内閣府STEM Girls Ambassador。国際数学オリンピック金メダリスト(日本人女性初)。明治大学先端数理科学インスティテュート(MIMS)客員研究員。東京大学大学院数理科学研究科特任研究員。音楽数学教育と共にアート&テクノロジーの研究も進める。
1975年慶應義塾大学法学部卒業。1979年同文学部卒業。1984年同大学院文学研究科博士課程単位取得退学。法学博士。1997年慶應義塾大学文学部教授。2001年慶應義塾大学学生総合センター長兼学生部長。2007年文学部長・附属研究所斯道文庫長。2009年慶應義塾常任理事。2017年より2021年まで慶應義塾長、日本私立大学連盟会長などを兼務。専門は法制史、日本古代史。主著に『日本古代の法と裁判』『日本古代史―法と政治と人と』など。法制史上の制定法と慣習法の関係や日本の前近代の裁判制度を日中の制度的比較によって研究している。2022年4月1日付で国立大学法人北海道国立大学機構理事長に就任。
生物学者。米国ハーバード大学医学部博士研究員、京都大学助教授などを経て青山学院大学教授・米国ロックフェラー大学客員研究者。サントリー学芸賞を受賞し、80万部を超えるベストセラーとなった『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書)、『動的平衡』(木楽舎)など、“生命とは何か”を動的平衡論から問い直した著作を数多く発表。2015年11月からは、読書のあり方を問い直す「福岡伸一の知恵の学校」をスタートさせ、校長をつとめている。
1976年に大蔵省に入省。MBA(スタンフォード大学)。熊本県企画開発部長、銀行局金融会社室長、主税局企画官、主計局次長などを歴任。その後内閣府に転じ、政策統括官や官房長などを務め、2012年、事務次官に就任。退官後、株式会社第一生命経済研究所特別顧問などを経て、2017年、国家公務員共済組合連合会理事長に就任。日本ボート協会理事。著書に『大恐慌を駆け抜けた男 高橋是清』(中央公論新社)、『持たざる国への道―あの戦争と大日本帝国の破綻』(中公文庫)、『山縣有朋の挫折―誰がための地方自治改革』(日本経済新聞出版社)、『日本経済低成長からの脱却』(NTT出版)など。
1972年株式会社中国銀行に入社。1986年都銀ロンドン証券現法に出向、87年帰国後、国際部東京分室で国際金融業務に従事。88年ニューヨーク駐在員事務所長として支店設立準備、91年支店設立、92年帰国。以降、本店営業部次長、小橋、庭瀬の支店長、国際部長、秘書室長、金融営業部長を歴任、2004年退社。 2004年財団法人大原美術館副館長に就任、(大原美術館は2011年公益財団法人に移行)2018年退社。同5月、株式会社三楽代表取締役就任、現在に至る。
1965年株式会社クラレに入社。主として人事労務関係に従事し、工場勤務等を経て、1988年6月広報部長。90年人事部長。1996年取締役、1999年常務取締役、2000年6月代表取締役社長、2008年4月代表取締役会長、2012年4月取締役会長、2013年3月相談役、2021年12月退社。この間主として創業家の設立した社会福祉法人の石井記念愛染園理事長、西条中央病院理事長、労働科学研究所理事、倉敷中央病院理事、大原美術館後援会会長等を歴任。
東芝総合研究所にて半導体の研究開発を担当、理学博士。カナダダルハウジー大学ポストドク、東芝研究開発センター技術管理部門長、東芝イノベーション推進本部経営変革統括責任者、科学技術振興機構副理事、日本学術会議第24期副会長を経て、2022年8月よりNPO法人ウッドデッキ代表理事、10月より日本大学常務理事。この他、現在、内閣府STEM Girls Ambassador、文部科学省国立大学法人評価委員会委員、北海道大学経営協議会委員などを兼任。