人文知について、社会に広く発信するための大規模な大会を開催します。
パンフレット

タイトル
「コロナという災厄に立ち向かう人文知」
開催日時
2021年2月27日(土)13:00~17:20
オンライン配信【要事前申込】(Zoom配信 / 定員300名)
申込方法
定員に達したため申込は終了しました
(※大会事務局(株)アドスリー)
お問合せ先
人文知応援大会実行委員会事務担当
TEL:03-6402-9234
主催
人文知応援フォーラム
大学共同利用機関法人人間文化研究機構
大会主旨:
 社会が新型コロナ禍という先の見えぬ大きな危機に直面しているとき、われわれは過去の歴史から学び、その流れの中に現在を位置付けることによって、未来を積極的に創造していくことができます。
 その知的作業を導いてくれるのは、AIではなく、先達があらゆる学問や芸術、文学などに蓄積してくれた叡智です。そこから得られる、個々の専門分野を超えた、自然と人間についての総合知が人文知なのです。
 それはひとりひとりが努力して探り出し、仲間と対話することによって獲得できるものです。この大会は、各分野を極めた知的リーダーが発する叡智から、参加される方々がさまざまなヒントを得て、人文知の意義と力についての認識を深め、広く社会に共有し、人文知を愛する同志の輪を広めていく場を提供することを目指しています。

人文知応援大会実行委員長 近藤誠一(人文知応援フォーラム共同代表・元文化庁長官)

■プログラム

総合司会 草野 満代
13:00
開会
挨拶・趣旨説明:大原 謙一郎(人文知応援フォーラム共同代表・大原美術館名誉館長)
挨拶:平川 南(大学共同利用機関法人 人間文化研究機構長)
13:10-14:05
基調講演 司会:高階 秀爾(日本芸術院会員・東京大学名誉教授)
ポピュリズムとコロナ禍の社会の中で

佐々木 毅(日本学士院会員)

14:05-14:15
休憩
14:15-15:50
第1部 コーディネーター:榊󠄀原 定征(日本経済団体連合会名誉会長)
コロナ危機克服の諸課題を、人文知が読み解く

意見表明1 五百籏頭 眞(公立大学法人兵庫県立大学理事長)
コロナ危機と国際政治
~リベラルデモクラシーは普遍的価値たり得るか~

意見表明2 福岡 伸一(生物学者・青山学院大学教授・米国ロックフェラー大学客員研究者)
科学技術にとって人文知とはなにか

15:50-16:00
休憩
16:00-17:10
第2部 コーディネーター:長谷山 彰(慶應義塾長)
人間文化研究の現場から

磯田 道史(人間文化研究機構国際日本文化研究センター准教授)
山中 由里子(人間文化研究機構国立民族学博物館教授)

17:10-17:20
閉会 挨拶:近藤 誠一(人文知応援大会実行委員長・人文知応援フォーラム共同代表・元文化庁長官)
「大会宣言」を採択